――作品概要――

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 ケモッ娘――ケモノに変身する女性≠意味し、とある風俗嬢の愛称である。

 時は38世紀。世界人口が七十億人を突破した21世紀初頭に起きた世界最大の怪現象星の消化ガイアダイジェスト≠ゥら再び人口増加が問題視される時代。
 月島つきしまコノハはごく普通の高校三年生だった。
 ある日、ヒトから動物に変身する現象が好きな人達TFクラスタ≠ナある幼馴染みの星谷ほしたにカリンに誘導され、同じクラスメイトの日向ひむかいテンリと共に、とある店に足を運ぶ。
 カリンが誘うその店は、秘密裏に開発されている動物変身薬≠ナ、リアルで獣化体験ができる風俗店だった。
 コノハ自身、その場の流れで、本当にネコの姿に変身してしまい……この日を機に、それまでの日常がめまぐるしく変化を始める。
 何故なら、コノハは動物に触れるとその動物に変身してしまう獣化体質≠ノなってしまったのだ……

 日常で突発的に動物に変身してしまう自身の体質に悩む中、コノハはキツネに変身する狐塚こづかめえや憑きモノ筋≠ニ忌避される一族と出会う――
 時に笑い、時に泣き、時にエッチな……動物変身体質になってしまったコノハを取り巻く日常コメディ!

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 セイガイ――神的あるいは魔的なるもの。生命の進化を促すもの。

 舞台は二年後。コノハは大学生になった。
 恐怖の大王≠フ再来が実しやかに噂される中、噂と同調するかのように少しずつ日常が変わり始める……

 コノハ達トリオの体質変化。
 コタローをはじめとする百八家の霊獣覚醒と因縁。
 クスクスサマと電子世界。
 世界各地で起こり始めた消失現象。
 ビーストトランス VS ベテラン刑事。

 過去と現在を行き来しながら、諸雨もろう教授と狐塚日和こづかひよりをキーとして巡る縁。

 何故、この世に動物に変身する人々が存在するのか――?

 ケモッ娘の起源を紐解く壮大なSFストーリー!



――登場人物――


月島つきしまコノハ。
主人公。ひょんなことから動物変身体質になってしまい、言わずもがなトラブルに巻き込まれる。
一人称「私」。

星谷ほしたにカリン。
熱烈な獣化スキー。コノハの幼馴染み。トラブルメーカー。
一人称「うち」。

日向ひむかいテンリ。
カリンとコノハのバランスを保つ頼れる姉御系。
一人称「あたし」。

サラ(ケモッ娘名)
ビーストトランスの従業員(アルバイト歴は二年)。優しいお姉さん。
一人称「わたし」。

ビーストトランス尾天地区の店長。
本名は店長みせなが。実は遺伝子組み換えに関する博士号持ちのすごい人。
一人称「俺」。

――動物変身・獣化・TFとは?――

 言い方が違うだけですべて同じ意味合いを示す。
 カリンのようなTFクラスタはヒト→ケモノだけでは物足りず、むしろヒトからケモノに変身していくその過程シークエンス≠好む。



――コンテンツ――

★ケモッ娘変身譚(β版 ブログで小説完結)一部R−18あり

★ケモッ娘変身奇譚(β版 ブログで気ままに小説連載中)

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